1.お客様へ発送する場合は、瓶を立てた状態でお送り致します。
2. その後、少なくとも3週間から2ヶ月ほど横に寝かせて充分にオリを沈めておきます。
※ 温度は12度から14度、湿度は高く、光と振動と臭いを避けてください。
3. 飲む前日ぐらいにもう一度瓶を立てて、完全に瓶底にオリを集めます。
※瓶の底の中央が上げ底になっているのは、窪みにオリがたまるようにするためです。

4. オリが舞い上がらないよう、静かに抜栓します。その際、コルクが壊れやすくなっていますので、注意深く、丁寧に開けるようにしてください。詳細はコチラです。
※抜栓したまま1時間程おきます。また、デキャンターに移した場合は、デキャンターに栓をして1時間程おきます。 (赤は重くて古いものほど充分室温になじませる方が良いようです。19度くらい)

5. なお、10年以上たった古いワインをデキャントせず、あるいは立たせずに、すぐ飲まれる場合は、寝かせてあった瓶をそのままパニエ(かご)に移し替えてワインを寝かせたまま抜栓して静かにグラスにつぐようにしてください。
細かい澱(おり)で濁ったままグラスに注ぐとワインの風味がより苦く、より渋くなることがありますのでご注意下さい。

■還元反応のにおい
古いワインは、抜栓後強く特有のにおいを発することがあります。このにおいは、欠点ではありません。このにおいは、ボトルの中で、起こるいわゆる還元反応の結果 で瓶内に酸素がほとんどないという状態によります。この反応は、熟成過程には利点となりますが、一時的なにおいの原因になります。ワインを空気と接触させると、とりわけデキャントすると、ワインのリッチな香りが開いてきます。

■酒石と澱(おり)
赤ワインは、熟成してくると酒石と澱(おり)を含みます。全く害はありませんが、ワインを注意深く(グラス及びデキャンタに)注ぐことによってボトル内に残してください。
酒石と澱(おり)は、味に影響をおよぼす事がありますので、ボトルを動かした後にボトル内がにごっている場合などは、抜栓しないで下さい。
その時は、24〜48時間立てておき、酒石酸と澱を沈着させ、抜栓時、また注ぐ時には注意して取り扱わなければなりません。