酸化防止剤(亜硫酸塩)について

ワインの裏面には必ず酸化防止剤(亜硫酸塩)と書かれています。

ちょっと気になる方もおられたと思いますので、 亜硫酸塩について大雑把にご説明致します。

ぶどうやりんごのような果物には、酸化酵素が含まれておりますから、時間が経つと茶色く変色したりします。

しかしながら、私達は、その酸化変質を防ぐために、ぶどうやりんごを「塩水」に漬けたりします。

この場合は「塩水」が酸化を防いでいるわけです。ワインで言う亜硫酸塩も同じ働きをするために入れられています。

亜硫酸は硫黄を燃やすだけで簡単に出来るお手軽なガスです。 古くはローマ時代に壺などの殺菌に使われていた記録もあります。

ワインに使う場合は、発酵する前に酵母菌以外の有毒な微生物の活動を抑えたり、アルデヒドのような不快な香りの成分を除く役割を果 たしたりしています。

それと大事なのは澱(オリ)引きの時や瓶詰め後の酸化を防ぐことです。

もし、亜硫酸塩が入れられていないワインは、牛乳のような扱いをしないといけなくなってしまいます。 例えば、ブドウを収穫してから1週間以内に出来上がったワインを飲み切らないといけないというような感じになってしまいます。

亜硫酸塩は、食品衛生法による安全基準内、すなわちワイン中に最大0.035%までと定められています。

実際にはワイン中の遊離亜硫酸の量はその10分の1以下。この数字は動物実験の結果 、体重50キロの人間が毎日75本のワインを2年間毎日飲み続けても全く悪影響のでないことが確認された数字だそうです。

(毎日75本飲む人はいませんから現実的な数字に置き換えると、毎日1本飲んで150年、2本だと75年と言う数字となります。)

 

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